令和4年度(2022年度)アスポート 活動実績

年度活動実績

業務名 令和4年度生活困窮者自立支援法に基づく学習支援事業
発注者 埼玉県(23町村)志木市、富士見市、新座市、朝霞市、越谷市、八潮市、上尾市、鴻巣市、北本市、桶川市、春日部市、幸手市、白岡市、蓮田市、狭山市、日高市、東松山市、入間市、蕨市、本庄市、秩父市、ふじみ野市、久喜市、深谷市
ジュニア・アスポート 富士見市、狭山市、本庄市、蓮田市、秩父、宮代・杉戸、伊奈、毛呂山、松伏、県北部
契約期間 令和4年4月1日~令和5年3月31日
内容・特徴・支援実績等 平成27年度から施行された生活困窮者自立支援法に基づく学習支援事業を埼玉県及び上記に記した24市より事業委託を受け、事業を実施した。

各福祉事務所、自立相談担当部署、教育委員会、学校など関係機関と協力し、支援対象世帯に家庭訪問を行い、進路相談や養育相談に応じた。埼玉県内の各市町村公民館等の協力を得て、小学生のための学習教室を9か所、中学生のための学習教室を53か所、高校生のための学習教室を41か所、ジュニア・アスポート教室を9か所運営した。

学習教室参加者は小学生が220人、中学生が807人、高校生が429人。家庭訪問の実施回数はのべ12600回以上行った。また、教室運営のための大学生等のボランティアを集める活動も行い、ボランティア登録人数は876人であった。(実績はいずれも令和5年3月31日現在)
家庭訪問、学習教室での個別指導で生徒が抱える課題に対応した支援を行った。特に、不登校、引きこもりの生徒にきめ細やかな支援を行った。支援を通じて、学習意欲を引き出し、高校受験に向けて多くの生徒が努力した。高校生への支援は学習支援と共に充実した高校生活を送り、高校卒業の進路選択のための支援、高校中退を防ぐ支援等を行った。

また、平成30年7月から始まったジュニア・アスポート事業では、ジュニア・アスポート事業が予算倍増。蓮田市が週1回で再度事業開始、年度の途中から松伏教室が週1回で開始した。埼玉県内の生活困窮世帯の小学3~6年生を対象に、10か所の学習教室を運営した。学習教室では学習支援に加え、歯磨き等の基本的生活習慣を身につける生活支援、工作や屋外活動を行う体験活動、調理実習や食事の提供を行う食育支援を行い、151名の子どもたちが6200回以上参加しました。
令和2年度に始まった見守り強化事業では本年度白岡市、本庄市を加えて4市1町から委託を受け支援を行った。
このほかにも新座子育てネットワークへ子ども食堂への支援員派遣の協力、児童養護施設への学習支援など行いながら今までに当組織で培ってきた学習・生活支援のノウハウの提供をし、その輪を広げつづけている。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事一覧